くま

美容速報:お悩み別スキンケア⑤くま

くまの種類

年代を問わず発生する目の下のくまは、まぶたの厚さや彫りの深さなど顔の構造にによって目立ち方に個人差はあるものの、できてしまうと疲れや老けた印象を感じさせる悩みの種に。

くまには青ぐま・茶くま・黒ぐまの3種類あり、それぞれ原因が異なりますのでタイプ別のケアが必要です。まずは自分のくまのタイプを確認しましょう。

くまの見分け方

①目じりを引っ張ってみる

薄くなったら青くま、変わらなければ茶くまです。

②上を向いて鏡で確認

薄くなったら黒くま、変わらなければ茶くまです。

美容速報:くまの種類

くまの原因と失敗しないタイプ別ケア

くまのタイプ別の原因は以下の通りですが、いずれのタイプも加齢とともに目立ちやすくなる傾向があります。

そしてまぶたや目の周りの皮膚はとても薄く、さらにまぶたは皮脂腺も少ないために乾燥もしやすい敏感な部分。絶えずまばたきや目の動きなどの影響も大きく、またまぶたはメラノサイトの活動が盛んなため、色素沈着を起こしやすい特徴もあります。

目が疲れた時や眠い時などはついまぶたなどをこすってしまいがちですが、こすって刺激することはまぶたや目の周りを黒ずませる「茶くま」の原因になるので厳禁です。

青くまの原因とケア

青くまの原因

寝不足や眼精疲労で目の周りの血の巡りが悪くなった状態が青くま。滞った血流が原因ですので一番くまらしいくまなのですが、色白の方は特に目立ちやすいくまでもあります。

青くまのケア

青くまは血行不良が原因。しかし目の周りだけではなく顔全体の血行が悪くなっているサインです。血行不良にはマッサージが効果的ですが、目の周りだけではなく顔全体をマッサージしましょう。

体全体の血行を促すウォーキングやストレッチなどの軽い運動も行うとさらに◎です。

また鉄分不足が原因の場合もありますので、意識して食事に取り入れましょう。

黒くまの原因とケア

黒くまの原因

加齢によって下まぶたの薄い皮膚がたるみ、黒い影をつくるのが黒くまの原因。さらにむくみが加わるとより目立ちやすくなる傾向があります。

黒くまのケア

黒くまのケアは原因であるたるみを改善すること。

お肌のハリを回復させるために真皮内のコラーゲンを強化するケアがポイントなので、ピーリングを行ったり、レチノールやビタミンC誘導体が配合されたアイクリームなどの化粧品を使うと効果的です。ただし、レチノールは刺激が強いので塗布する際は目の下だけにとどめましょう。

またむくみの抑制として、利尿作用のあるカリウムを含む食品を食事に取り入れたり、冷たい飲み物や塩分を控えたり、適度な運動も同時に行いましょう。

茶くまの原因とケア

茶くまの原因

茶くまの原因はシミやこすってできた色素沈着、さらに強い刺激を与えることで皮膚が厚くなること(角質肥厚)です。いずれもメラノサイトからのメラニンの作用によるものなので、日焼けで黒くなりやすい方に多い傾向があります。なおメラニンの生成が盛んな方は紫外線の影響も受けやすいですので、UVケアも入念に行いましょう。

茶くまのケア

茶くまの原因は色素沈着ですので美白ケアが有効ですが、皮膚が厚くなっている場合(角質肥厚)にはまずピーリングを。もし湿疹や肌荒れ等でピーリングができない場合はまず皮膚科で診察を。

色素沈着にはビタミンC誘導体などの美白成分を含むアイクリームが有効ですが、使用時は説明書を必ず確認して目立つ部位だけではなく、色素沈着しやすいまぶたも含めて全体に塗布することもポイントです。

くまに効くマッサージとツボ

リンパマッサージ

くまのケアをする際には、顔の血行を促すリンパマッサージが効果的です。

①親指以外の四本の指を使い、鎖骨の上を内側から外側へさするように左右3回ずつ。

②親指を使って、耳の後ろから上から下へ鎖骨まで押し流します(3~5回)

青くまに効くツボ

・救後

救後は血流を良くし、たるみにも効果があるツボで、目の下の骨際にあります。

力をいれすぎないように、マッサージは薬指の腹を使って軽くトントンと押す程度で。目尻から目頭まで左右3回程度行います。

黒くまに効くツボ

・救後(※前項参照)

・瞳子髎

瞳子髎は目尻のシワと黒くま、額のニキビに効果的があるツボで、目尻の端にあるくぼみにあります。

マッサージは人差し指の腹を使い、痛くない程度の力加減で左右同時に約5秒ほど押し、ゆっくり離します。これを5~6回繰り返します。

・四白

四白は眼精疲労や顔のたるみに効果があるツボ。まっすぐ前を向いた時に瞳(瞳孔)の真下ある少しくぼんだ部分で、下まぶたの指一本分くらい下場所にあります。

マッサージは中指で軽く押さえ、痛くない程度の力加減で小さな円を描くようにクルクルと。左右同時に、10~15回程度を目安に行いましょう。

 

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