乳液・クリーム

美容速報:乳液・クリーム

毎日のスキンケア⑥乳液・クリーム

美容液は美容成分をお肌に補給するアイテムですが、乳液・クリームはお肌の油分を補うアイテムです。

一般的に皮脂分泌量が十分とされる30代までであれば、しっかり保湿ができていれば毎日の乳液やクリームの使用は必要ありませんが、お肌の水分や皮脂分泌量が低下する40代以降は肌質の変化を意識しながら、適度な油分補給を意識するようにしましょう。

油分の不足したお肌はお肌のバリア機能が低下してお肌トラブルを招きやすくなりますし、乳液やクリームで補給した適度な油分はお肌の表面で膜となって水分の蒸発を防いだり、お肌を柔らかく滑らかな状態にしてくれます。

ただし、ベタつきが気になるようならつけすぎの可能性も。乳液やクリームの使用時にも、必ず説明書で適量を確認しましょう。

乳液とクリームの違い

乳液とクリームの違いは、それぞれに含まれる水分と油分の配合バランスの違い。クリームのほうが油分が多くなっています。

乳液とクリームはお肌タイプに合わせたり、好みの使用感で選んでもいいのですが、40代以降なら油分補給効果の高いクリームのほうがおすすめです。

逆に皮脂分泌量が充分な30代までは必要以上に油分をプラスしてしまわないよう、特に油分をあまり多く含まない乳液を選びましょう。

なお、保湿や美白などの美容成分を含む乳液やクリームもありますが、異なる美容成分を含む乳液やクリームを複数使用する場合は、乳液→クリームの順で使用します。

これは複数の美容液を使用する場合同様、先に油分の多いものから使用してしまうと水分が多いアイテムの浸透を妨げてしまう理由と同じです。

 

お肌タイプ別の乳液・クリームおすすめ種類とポイント

①脂性肌

お肌の表面が賛成になりがちなため、ビタミンCなど抗酸化作用のあるものがおすすめです。

油分を必要以上に与えないよう注意しましょう。

おすすめ成分:ビタミンC誘導体,ビタミンE誘導体、アントシアニンなど

②乾性肌

クリームでお肌の表面にしっかり油膜を作ると、お肌の保護と保湿効果を高めるので○。

美容効果を狙うなら、セラミドなどの保湿成分がおすすめです。

おすすめ成分:セラミド、ヒアルロン酸、リビジュアなど

③混合肌

テカリやすいTゾーンにはビタミンCやE,顔全体には保湿効果の高いセラミドなど、顔のゾーンでアイテムを使い分けることがポイント。

おすすめ成分:(Tゾーンの抗酸化)ビタミンC誘導体,ビタミンE誘導体、アントシアニンなど

(保湿効果)セラミド、ヒアルロン酸、リビジュアなど

乳液・クリーム その他のおすすめ美容成分

・レチノール:ビタミンAの一種。コラーゲンを増進させる作用があり、シワ対策に◎。

・ 油溶性甘草エキス(グラブリジン):甘草(漢方薬)から抽出される美白成分。消炎効果があり、敏感肌さんも使いやすい。

>>その他美白成分について

※乳液にはUVカット効果を持つUV乳液や化粧下地にもなるティント乳液もあります。これらは朝のケアに取り入れると便利です。

おすすめ乳液・クリーム

失敗しないための、乳液・クリームポイント

美容速報:失敗しない乳液・クリーム

☆失敗しないための乳液・クリーム使用心得

その1 過剰にこするべからず

ここでも、お肌への刺激は絶対にNG。乳液ならやさしく表面を滑らせるように、クリームなら指で軽く抑えるようにお肌になじませましょう。

その2 過剰につけすぎるべからず

乳液は説明書に記載された適量使用が基本(クリームは必要に応じて皮脂分泌の少ない場所のみ使用することも)ですが、皮脂分泌が多くテカリがちなTゾーンなどに油分を多く与えすぎてしまうと、テカリだけではなく毛穴の皮脂詰まりを起こしてニキビの原因にもなります。

☆失敗しない、正しい乳液使用方法

①適量の乳液を手のひらに取り、両手でやさしく押さえるように頬から広げてなじませます

②目の周りや口もとは指先や指の腹を使って丁寧に

※テカリがちなら、Tゾーンは控えめに

☆失敗しない、正しいクリーム使用方法

・顔全体に使用する場合:額、鼻、両頬、あごに少量ずつクリームを5点置きし、両手で顔全体に薄くのばしながら、包むようになじませます

・目の周りや口もとへピンポイントで使用する場合:適量のクリームを薬指に取り、指先で軽く叩くように目元や口元へなじませます

※皮脂分泌の少ない場所へクリームをポイント使用する場合、油分の不足を感じるなら重ね塗りが効果的です。

 

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